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防災ラジオは、停電や通信障害が起きたときに情報を集めるための備えです。ただし、同じ「多機能防災ラジオ」でも、バッテリー容量・電源方式・受信できる放送・防水性能・持ち運びやすさには違いがあります。
今回比較する5商品も、価格だけを見ると3,000円台から14,000円台まで幅があります。選ぶときは安さだけで決めず、「停電が長引いたときに、必要な機能をどこまで使えるか」を基準にすると違いが見えやすくなります。
比較表では、バッテリー容量・電源確保・受信方式・防水性能・イヤホン・連続使用時間などをまとめています。価格だけでなく、実際の避難や停電を想定して必要な条件を照らし合わせて選んでください。
| 商品名 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 総合評価 | ★★★★★★★★★★ | ★★★★★★★★★★ | ★★★★★★★★★★ | ★★★★★★★★★★ | ★★★★★★★★★★ |
| バッテリー容量 |
5800mAh |
5800mAh |
2000mAh |
2000mAh |
コンデンサー式 |
| 電源確保 |
USB・手回し・ソーラー・乾電池 |
USB・手回し・ソーラー・乾電池 |
USB・手回し・ソーラー・交換式充電池 |
USB・手回し・ソーラー・交換式充電池 |
5WAY電源 |
| ラジオ受信 |
AM/FM・ワイドFM |
AM/FM・ワイドFM |
AM/FM/SW・ワイドFM |
AM/FM/SW |
AM/FM・ワイドFM |
| 防水・防塵性能 |
IPX3 |
IPX3 |
IPX4 |
IPX3 |
IP54 |
| イヤホン対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
確認できず |
| ラジオ連続使用 |
約50時間 |
約48~50時間 |
約13~15時間 |
約13~15時間 |
確認できず |
| 携帯性 |
520g |
約490g |
158×49×53mm |
158×49×53mm |
約350g |
| 防災+付加機能 |
SOS・LED・防災ガイド等 |
SOS・LED |
SOS・2色ライト |
SOS・2色ライト |
SOS・LED・Bluetooth |
| 価格 |
¥7,480 7,480円 |
¥5,500 5,500円 |
3,680 〜 3,980 円 3,680~3,980円 |
3,780 〜 3,980 円 3,780~3,980円 |
¥14,300 14,300円 |
防災ラジオは何を比べて選ぶ?
まず確認したいのは、ラジオそのものの受信機能と電源の確保方法です。災害時はコンセントから充電できるとは限らないため、USB充電だけでなく、手回し・ソーラー・乾電池など複数の方法を使えると状況に合わせやすくなります。
今回の比較では、TorreyaとFIELDOORがともに5800mAhの内蔵バッテリーを搭載し、USB・手回し・ソーラー・乾電池に対応しています。ラジオの連続使用時間もTorreyaが約50時間、FIELDOORが約48~50時間と長めです。
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バッテリー容量と電源方式は別々に確認
バッテリー容量が大きければ、それだけで防災ラジオとして十分というわけではありません。内蔵バッテリーを使い切った後に、どの方法でラジオを動かせるかも重要です。
Torreyaは5800mAhで、USB・手回し・ソーラー・単4乾電池に対応します。FIELDOORも5800mAhで同様に複数の電源を確保できます。一方、Greeshow GS-297・GS-298は2000mAhで、USB・手回し・ソーラーなどに対応する構成です。
AM・FMだけでなくワイドFMやSWも違う
ラジオの受信範囲も商品によって異なります。TorreyaとFIELDOOR、±0 XAR-J010はAM/FM・ワイドFMに対応しています。
Greeshow GS-297はAM/FM/SW、GS-298はAM/FM/SWに加えてワイドFMにも対応しています。普段聞く放送だけでなく、非常時にどの受信方式を使いたいかで選択肢が変わります。

長時間の停電を考えるなら容量と使用時間を見る
スマートフォンを充電できる防災ラジオは便利ですが、スマホへの給電とラジオ使用は同じ内蔵電源を使う場合があります。そのため、モバイルバッテリー機能を重視するなら、バッテリー容量は確認しておきたい項目です。
今回の5商品では、TorreyaとFIELDOORの5800mAhが大容量です。どちらもスマホへの給電に対応し、ラジオも約50時間前後使用できるため、情報収集を長時間続けたい場合に比較しやすい2商品です。
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ただし、ソーラー充電は天候や日照条件に左右されます。Torreyaの案件情報ではソーラー充電に約65~70時間、FIELDOORでは約50時間とされているため、ソーラーだけを日常的な主充電手段として考えるより、USBで事前に充電しておき、非常時の補助として手回しやソーラーを使う考え方が現実的です。
避難所で使うならイヤホンとライトも確認
避難所ではラジオの音を周囲へ流し続けにくいことがあります。Torreya、FIELDOOR、Greeshow GS-297、GS-298はイヤホンに対応しているため、周囲へ配慮しながら情報を確認できます。
また、5商品はいずれも照明として使える機能を備えています。TorreyaはLEDライト、FIELDOORは70ルーメンのLED懐中電灯、Greeshowの2商品は2色ライト、±0は2段階に調色できるLEDランタンを搭載しています。

防水性能は「完全防水」とは限らない
防災用品は屋外へ持ち出す可能性があるため、防水・防塵性能も確認しておきたいところです。TorreyaとFIELDOORはIPX3、Greeshow GS-298はIPX4、±0 XAR-J010はIP54です。
ただし、防水等級が付いていても水没を前提にした商品ではありません。特にFIELDOORと±0では、直接水をかけたり水洗いしたりしないよう注意事項が示されています。「防水だから濡れても何でも大丈夫」と考えず、各商品の使用条件を確認することが大切です。
持ち出しやすさと機能のバランスも違う
容量や機能を増やすと、本体サイズや重量とのバランスも変わります。Torreyaは約520g、FIELDOORは約490gです。大容量バッテリーを重視する場合は、この程度の重量を防災バッグへ入れて持ち出せるか確認しておきましょう。
一方、±0 XAR-J010は約350gで、直径約65mm×高さ195mmのスリム形状です。Bluetoothスピーカーとしても使えるため、防災用品をしまい込まず普段から使いたい人には異なる選択肢になります。

5商品の違いから選び方を整理
TorreyaとFIELDOORは、5800mAhの容量、複数の電源方式、イヤホン対応、約50時間前後のラジオ使用時間が共通するため、長時間の停電を想定して基本性能をまとめて備えたい場合に比較しやすい組み合わせです。
その中でもTorreyaは、防災ガイドブックが付属し、デジタル表示・自動選局・SOS・LEDライトまで備えています。防災ラジオを初めて準備する場合でも、必要な機能を一台にまとめたい人が検討しやすい構成です。
価格を抑えたい場合はGreeshow GS-297・GS-298が候補になります。両モデルは2000mAhですが、AM/FM/SWに対応し、小型サイズなのが特徴です。GS-298はワイドFMとIPX4にも対応しています。
±0 XAR-J010は14,300円と価格帯が異なりますが、約350g、IP54、Bluetooth、5WAY電源、長期保管を想定したコンデンサー充電池など、他の4商品とは違う特徴があります。防災時だけでなく日常でも使いたい場合に比較する価値があります。
購入前に確認しておきたいこと
防災ラジオは購入して終わりではありません。内蔵バッテリーを使う商品は定期的な充電や動作確認が必要です。Torreyaでは3か月に1回のフル充電が推奨され、FIELDOORでは60日以上使用しなかった場合の再使用前に手回しでバッテリーを活性化する案内があります。
また、乾電池を使用する商品では必要な電池の種類と本数も確認し、防災バッグへ一緒に準備しておくと安心です。ラジオ受信、ライト、SOS、スマホ給電も、災害時に初めて操作するのではなく、購入後に一度試しておくと使い方を確認できます。


